金沢 石坂

金沢市にはかつて石坂という地名の遊郭があった

金沢市は全国屈指の風俗規制都市です。

 

金沢市に限らず石川県全域で厳しいですが、
年を重ねるごとに風俗店が消えうせており、
今では店舗型ヘルスは全滅しているほどです。

 

ソープランドもなかなかひどい状況で、
昔は和倉温泉や粟津温泉にもあったそうですが、
次々と摘発されてしまいました。

 

片山津温泉と山中温泉にはまだ残ってますが、
前者のソープとして有名だった重役室が
摘発された事件があったことから、
全く安心はできない状況です。

 

石川県は県全域でソープを禁止してるほどなので、
今後もなんらかの動きを見せてくる可能性大です。

 

ということで金沢市ほど発展した都市でも
風俗は基本的にデリヘルしか楽しめないのが現状です。

 

ところが例外的な場所が石川県内でひとつだけあります。

 

それが石坂という地名です。

 

現在はその地名を使う住所はなく、
金沢市増泉一丁目界隈のことを指します。

 

行き方は金沢市最大の繁華街である片町から
国道157号線を南下すると野町広小路に出ます。

 

そこを右折してしばらくすると白菊町の交差点に出ます。

 

その辺にし茶屋街として有名な街ですが、
そのすぐ近くが石坂というところになります。

 

にし茶屋街は昔の建物が軒を連ねる景観が広がっており、
観光地としても非常に有名なところです。

 

昔はこの辺も遊郭があったようで、
石坂はその流れを石川県内で唯一継承する地となります。

 

継承するといってもおおっぴらにソープランドなどを
開店してもすぐに摘発されるのがオチですから、
かなり息を潜めて営業しているようです。

 

いわゆる裏風俗、昔の言い方では青線地帯です。

 

ちなみに石坂はいしさかと読みますが、
地元の人はいっさかと呼んでいるそうです。

 

にし茶屋街は観光客がひしめく賑やかな場所ですが、
石坂界隈に入った途端、ふつうの住宅地が立ちならぶ
閑散とした風景が広がります。

 

建物の雰囲気も情緒もへちまもなく、
中途半端な文明を思わせる様相で
遊郭の雰囲気を味わうことはできません。

 

ところが歩を進めていくと
ちょこちょこ飲み屋が現れだします。

 

そして一部の建物は当時の妓楼を思わせる作りになっており、
中には玄関先のタイルが市松模様になっている民家も存在する。

 

その特殊な模様のタイルは旧遊郭でよく見られるものなので、
かつて遊郭として栄えたのは間違いないでしょう。

 

その界隈が増泉1丁目界隈になり、
いしさか2はしと書かれた橋があります。

 

昼間だと閑散としすぎていて
本当に人がいるのかも怪しいほどですが、
夜になるとばあさんが営業を開始するとのこと。

 

ただ近年、この地にも大規模な摘発が敢行されたようで
今でも現役のちょんの間があるかどうか定かではありません。